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ひな祭り3 [上杉鷹山]

米沢藩、幕末で最も困窮した藩の状況です。言い換えれば幕末の庶民の象徴的姿でもあります。
米沢藩士の中には家名・刀・槍を売って廃業するもの多数。農民は土地を放擲(ほうてき)、逃散(ちょうさん)人口の増加(藩の人口は減るということ)。子供は間引き、人口激減。
この間引きが惨(むご)い。生まれてお母さんの横に寝かされている赤子。お産婆さんは「産湯につけてやるよ」と引き取って、たらいの水に沈める。これが米沢藩に限らず全国に広く行われたが、この時代。
次に江戸川柳の紹介です。

今すてる こ(子)にありたけの 乳(ち)を呑ませ
なくよりも あわれすてごの わらいがお

おかしな言い回しになりますが、この時代、間引かれずに捨子になるだけ、幸せだったのかもしれません。護り育てるのも愛情。今、捨てるのこ瞬間も同じ愛情が、核爆発を起こしている。そんな迫力を、この川柳に感じるのです。名もなき江戸庶民の心情が、リアルに伝わるではありませんか。
上杉鷹山が最初に行った改革は、間引き・老人と障害者に対する虐待の禁止でした。

先の「ひな祭り1」で私は、「我国には、ひな祭り・端午の節句・七五三。子供の成長を祝う節目が、多くあります。なぜでしょう?」と申しました。もう説明の必要は、ありませんね。
「本当によく育ってくれました。貴方は選ばれた命なのですよ。為政者の方々、親戚の皆さんも本当に護ってくれてありがとう。これからもよろしくお願いします」そんな想いなのでしょう。

今の時代、よくよく考え直してみないと、かすれて消えかけている想いが、多くあるような気がします。また幕末にすでに、ロシア・アメリカに領土的侵略を受ける可能性の大きい状況にありました。其の後、明治維新という権力闘争と革命という二面を持つ事件、激動の時代を経て豊かな今日があります。個人的にですが、アジア諸国への植民地政策と太平洋戦争の敗戦というマイナスは大きいけれども、・・・・
いろいろ言いたいことはあるけれど、やめます。一楽斎の役割を越えるので。では、また。

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コメント 3

(*^∇^)/★ぴぃー♪

胸が痛み、何とコメントしていいか悩みました。

今、ここに生き続けてこれただけで幸せ。だと感じました。
そう思うと、過剰な欲を捨てられるような気がします。
過剰な欲がなければ・・・もっともっと、心が幸せになれると思います。

押し付けでなく、子ども達にも伝えられたらいいなぁ。と思います。
by (*^∇^)/★ぴぃー♪ (2007-03-15 11:52) 

一般社団法人 楽心館 館長

ぴぃーさんへ
もうやめるつもりでしたが、もう少しこの話題「ひな祭り4」を続けてみますね。
過剰な欲、ですか。
空腹が満たされない時代は、日本もヨーロッパもそれ以外の国々も、庶民の生活は悲惨でしたが。
それが満たされてどうなったのか、という問題も起きていますね。

今日はたまたま足立の稽古が休みで、久し振りに家族三人での夕食となりました。何をするということもないけど、しみじみと。
髪を切り、事務も進みましたよ。
多謝
by 一般社団法人 楽心館 館長 (2007-03-16 20:13) 

(*^∇^)/★ぴぃー♪

多謝。
人間って、欲があるから行動があり、生きていると思うんですが、
必要以上に欲を出してしまっていた(*^∇^)/★ぴぃー♪。
経済的・時間。この壁にぶつかって随分悩み、苦しみ。
その結果、最近は随分贅沢な欲求をしていた自分に気付きました。
色々な節約してくると、本当に大切な欲が少しわかるような気がします。
そういう欲。満たされると、感謝の気持ちがわいてきます。
幸せを胸いっぱい感じることができます。
まだまだよく、わかっていないのかもしれません。
でも、小さなことに感動し、小さなことにたくさんの感謝をし、私は幸せだなぁ。と思えるようになったこと、嬉しいです。
先生のお陰ですね。
ありがとうございます♪
by (*^∇^)/★ぴぃー♪ (2007-03-18 22:35) 

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