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耐えて 香ばし 4 [武道:千葉市中央区蘇我合気道アリオ蘇我]

今の季節、一楽斎の庭の主役はスイセン。

寒い中もスッと頭をもたげ立つ姿は、毅然としてなお愛らしく見える。日本の寺院の中にあったとしてもその景色によく溶け込んでいるが、これは地中海が原産地。はるかシルクロードと日本海を渡ってきた。ギリシャ神話には、スイセンは美少年ナルキスが死後に変じた花とされる。

ナルキスが水面に映る自己に恋して苦しむ。自己に恋するという自意識過剰は奇態のようでいて、意外と誰でもそうした愚に陥りやすい。スイセンは群れて咲く。しかし個々を見ると何か寂しげ。これはまるで人間社会そのものであり、個人そのものでもある。人は誰しも集団の中にあっても、「私は孤独だ」、「私の立場は辛い」と思い込みたいものだ。

何を隠そう私こと一楽斎が、そうだから。このスイセンの写真のように。

きょう合気道カルチャー蘇我で、ある熱心に稽古する方からご家族の重病について報告を受けた。
(それはお辛いですね。私も同じ気持ちでいるよ)と心が震えた。
でも私は何も出来ないし、私の仕事ではない。
良い稽古をして、満足していただく。一服の清涼を味わっていただく。それに集中したいと思う。
まずそれが出来る、それから先のこと。分際を怠ってはならないと思う。


写真は蘇我子供上級クラス


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